僕らの現実非日常?

こーへえと仲間たちの日常

誰かー、デリカシー貸していただけませんか?

 

f:id:catastrophe127:20170621095243j:plain

 

りょうがが仕事を終えたと言うことで、2人でiPhoneのアプリでマルチプレイをしていた。山から見える湘南の海を眺め、もうすぐ海開きだな、なんてことを思っている。神奈川の海はさほど綺麗ではないが、海開きになるとサーファーやらで賑わう活気のあるところだ。ここで俺たちは生まれ、育った。
ぼちぼちプレイしたところで、休憩に入る。私も混ぜて、とゲーム仲間で同じグループに入っている高校の同級生の女の子から連絡が来る。この時、俺は1つ閃いた。

そうだ、泰一に女の子を紹介するよう頼もうではないか!泰一はとにかく彼女が欲しい。そう言っている。※前回逃してしまったと言うか自分のことで必死だったために紹介し損ねた罪滅ぼしとして行動に移すことにした。
俺だけでは何かと心細いため、泰一の彼女を作ることを心から願っていそうなりょうがと友一にも協力を仰ぐ。彼らは現在彼女がいるため、俺より知識豊かだ。軽く打ち合わせをした後、行動に移す。同時に泰一もグループにぶち込んじゃえとりょうがに言われ、5人のグループができる。

 

catastrophe127.hatenablog.jp

 


耕平「突然だが、泰一に女紹介してくれ」

早速本題を送り、携帯に向かって土下座をする。友達のためなら首の1つや2つくれてやる。そんな勢いで土下座をする。正確には首だけ上下に振っているだけだから、世間一般では頷くと言うものだ。と言うか、首周りの運動だ。

同級生「ギャルでもいけるの?」

なぜいきなり昭和の時代を生き抜いたような人が出て来るのだろうか。まぁ、百歩譲ってギャルでも良いとしよう。んで、そのギャルは逆に泰一みたいな無口で真面目系男子に興味あるのだろうか。疑問をそのままぶつける。

同級生「それなw」

それなじゃねーよ。お前が言い出したんだろうが。しかも泰一に失礼だろ。せめて泰一のいないところで言えよ。いきなりこちらへ攻撃を仕掛けてくる。泰一をボロ雑巾のように扱う。

人を探したのか、少し間が空き1人の人物を候補に挙げた(以後A子)
その子は俺と友一とりょうがは学生の時に1回だけ会ったことがある程度だが、面識がある子だった。

同級生「A子なんてどう?」

懐かしい名前が出て来るが記憶力皆無のりょうがは全く覚えていないらしい。それに対し、記憶力が優れているのに勉強ができない友一が懐かしそうに言う。この記憶力を勉強でもしっかりと生かせれば、彼は今頃火星の研究でもしていたかもしれない。残念ながら今、友一には似合わないしっかりとした彼女がいるようだ。もったいない。

友一「あーその子ね!懐かしい」

どんな人だったか正直俺も覚えていない。泰一に関しては全く知らないため、特徴を言ってもらうことにした。間を開けず直ぐに返信が来る。

友一「ほら、マツコデラックスに似てる子だよ!」

いきなり衝撃的なルックスを挙げる。あのな、まず第一にそのA子の友達がここにいるんだぞ?んでもって紹介してもらう泰一もいるの。人によるかもしれないけどマツコデラックス似の女の子ってあんまりいい表現ではないでしょ?もっと色々な表現があるだろ。特徴的な見た目とか、奇抜なメイクとか、あれが生えてるとか。

同級生「そうそう!」

そうそうじゃねえってwwwお前友達バカにしてんのか!そうだよな!じゃなきゃマツコデラックスから取ってデラなんてあだ名つけないよな。

りょうが「ああ!思い出したぜ!」

もうダメだ。もう、それで思い出さないで。頼むからマツコデラックス似ってことで思い出さないで。
第一印象からインパクト大のためか、泰一からの返信は未だにない。それまでになんとか興味を持ってもらわなければならない。

同級生「でも、すごくいい子だよ」

今しかない。便乗する。

耕平「確かにいい子だった。俺それしか覚えてないよ。いい子だったてことしか覚えてない」

第一印象も大切ではある。それは否定しない。だが人は中身が重要なんだ。顔や胸なんて体の一部に過ぎない。体の中、心。そう心で人は通じ合うのだ。


友一「そうだよね!いい子だった!」

さっきまでマツコデラックスに似てると騒いでた友一は素早い切り替えで褒める。小出恵介もこの素早い切り替えができていたら今頃8人目くらいを抱いている頃だろう。

耕平「泰一よ、まずは会って話してみようぜ」

泰一「そうだな」

序盤はどうなることかと思ったが、結果的にここまでたどり着けた。残すはA子の返事待ちであるが、同級生曰く、きっと大丈夫とのこと。泰一もきっと中身を重視する男である。そう信じている。

耕平「よし、じゃあまずは会って話そう。A子は今どこに住んでるの?」

あとは適当な場所でご飯食べながら少し話せばいい。例えダメだったとなっても泰一にとっては1つの経験として今後役立つだろう。再び、海を見て思う。展開が早ければ今年の夏に2人で海、行けるんじゃないか?流石にそれは早すぎるか。同級生からA子が今どこに住んでいるのか返信が来る。



同級生「大阪!」

総じて言いたいのはね、私の帽子に書いてあるこういうことだと思うの。

 

f:id:catastrophe127:20170621095241j:plain