僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

筋トレ

きっかけはふとしたことだった。久しぶりにフットサルをやりに行き、次の日筋肉痛で悩まされた。

思い返せば、まともに走ったのは1年ぶりとか、あるいはもっと前だったかもしれない。

 

衰えだ。26歳と言う若さにして衰えを痛感する。一緒にプレーした人たちはみんな30代。なのに俺よりもはるかに動ける。運動してた人なら経験あるだろう。ただただ、悔しい。

 

俺にとっては、理由はそれで十分だった。早速準備に取り掛かる。

 

耕平「俺は今から筋トレをする!」

 

まずは言葉に出して決意表明。普通に動いただけで筋肉痛になると言うことは、体力とともに筋力も衰えているからだ。まずは土台を作り、そして体力を付けていくという考えである。

 

腹筋をしながらグループラインで経緯を彼らに話し、早速力を借りる。

 

池田「筋トレか。鍛えるだけでなく、食生活も意識しないとダメだぞ」

 

現役の料理人からのアドバイスだ。

 

池田「とは言っても、お前料理とかしないだろ。プロテイン飲んどけ」

 

耕平「プロテインか。なるほど。でもあれ意外と高くね?」

 

池田「まぁな。俺持ってるけど飲んでないからやるよ」

 

まさかの差し入れにやる気がみなぎる。プロテインは確か、運動直後に飲むのが良いとか聞いたことがあるな。そんなことを思いながら腹筋に励むと、池田から写真が送られてくる。

 

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池田「次そっち行く時持ってくよ」

 

耕平「賞味期限切れてるやん」

 

池田「あと栄養補給として、ドリンク剤も持ってってやる」

 

耕平「シカトかよ」

 

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耕平「だから賞味期限!殺す気か!」

 

泰一「死にはしないと思う」

 

耕平「はいはいそうだな」

 

泰一「こーちゃんが筋トレか」

 

そう言えば泰一は、今も卓球を続けている。卓球は反射神経や瞬発力が必要なスポーツだ。フットサルでも重要な力だ。

 

耕平「そういや卓球って瞬発力とか使うよね?」

 

泰一「もちろんだ」

 

耕平「反射神経とか瞬発力を鍛える、1人でできる良いトレーニングないか?」

 

少し間が空き、返信が来る。

 

泰一「誰かにゴルフボール投げてもらって、それを避けるのが良いトレーニングになると思う」

 

耕平「ツッコミどころ多すぎるんだけど」

 

池田「もし避けたら後ろの子供が怪我しちゃうシチュエーションだとなおさら効果的だね!」

 

耕平「何のトレーニングだよ。死ぬわ」

 

泰一「しっかりと当たりどころを考えてやれば死にはしないと思う」

 

耕平「わかったって!じゃあお前やれよ」

 

泰一「わかった。本気で投げるぞ」

 

耕平「そっちじゃねーよww」

 

りょうが「筋トレ!?」

 

続いて出てきたのは正直どうでも良いりょうが。彼から出て来るものは・・・おそらく何もないだろう。

 

耕平「あぁそうだ。フットサルに復帰しようと思ってな」

 

りょうが「なるほど」

 

りょうがもフットサル経験者であるが、今は俺と同じく運動は何もしていない。仕事が運動だ!と言うほど動いていない。

 

りょうが「動くことはいいことだ。しかしな、筋肉をつけるよりも大切なことがある」

 

耕平「なんだ?」

 

りょうが「気持ちだ」

 

耕平「帰っていいよ」

 

さて、とりあえず決意表明は終わった。あとは三日坊主にならないように、次の週のフットサルまで筋トレを続ける。小さな目標を立て、トレーニングに戻る。

 

そして1週間後。無事、少しずつであるが筋トレを続けることに成功した。もちろんこの程度で動けるようになるとは思ってない。しかし、少しでも動ければ、筋トレの成果を少しでも確認できれば、それがモチベーションに繋がる。準備をし、フットサルのグループラインへ、今から向かうことを伝える。

 

耕平「今出発します」

 

「今日は中止だよ」

 

大丈夫。今もまだ筋トレは続けている。今度こそ来週に向けて!