僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

俺のオカン

準備しろと言われても難しいことがある。先日、母親からLINEが来た。

 

母親「入院して退屈だから週刊誌買ってきて」

 

と。酒もタバコも好きな親である。まぁそう長くはないだろうなって思ってた。退屈だから、そう言ってはいるが俺に心配をかけないように、あえてそういう言い回しにしているのだろう。息子だからそれくらいはわかる。それでも急に言われると心構えができないものだ。少し前にも入院をしている。心配させないような言い回しに合わせ、俺も心配する素振りを見せない。心配する素振りを見せてはいけない。

 

耕平「また?」

 

そう返事をする。そのままLINEの画面をスクロールする。母親とのやり取りはそれなりにしている。当たり前だが実家に帰る際には連絡をしてから帰るようにしている。そのやり取りを見る。

 

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ある時には、牛乳を買ってきてと頼まれる。

 

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またある時には、ハートのビックリマーク付きで牛乳を買ってきてと頼まれる。

 

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ある時は、卵も頼まれる。そしてやはり、牛乳も欲しいようだ。

 

 

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ある時はなぜか強気で頼まれる。

 

そんなやり取りを見て、どこかさみしい気持ちになってくる。入院した母親と、まさか牛乳のやり取りしかしていないなんて親不孝だ・・・。

 

ある人は、俺にこう言った。元気よく生きることが最高の親孝行だ。と。幸い、俺は元気だ。そして俺よりも元気がある仲間も一緒だ。そんな彼らとも馬が合うようでよく話をしている。息子の友達と話すというより、自分の友達と話すように。

 

俺の友達も大切に思ってくれる良い親なんだ。

 

心配しない方がおかしい。

 

俺はすぐに立ち上がり、車のキーを持つ。適当に着替え、病院に行く準備をする。今行かなきゃ後悔する。こういう嫌な直感は、当たってほしくないけどな・・・。

 

準備が終わったところで、再び母親からLINEが来る。

 

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俺は再び部屋着に着替え、部屋の掃除を始めた。