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僕らの現実非日常?

こーへえと仲間たちの日常

卒業式という特別な日の話

 

早くも3月ですね。3月といえば何でしょうか。

俺は卒業式ですかね。卒業式に参加した母親よりも遅く起き、遅く家を出て遅刻した思い出があります。なんで起こしてくれなかったんですかね。意味わかんないです。

 

学校へ着くなり先生に引っ張られそのまま職員室まで連れて行かれ、新品の黒染めスプレーを頭にかけられました。

 

先生「買っといて良かったぜ!」

 

と、なぜか笑顔で頭にかけられました。卒業式前、3日間ほど学校へ行き毎日頭髪チェックをしていました。俺は冬休み中に髪を染めたので、黒く戻したのですが、少し茶色くなってきていました。

しかしそれをあえて言うも、これくらいなら平気だろう、と先生からお墨付きを頂いたのです。

 

その先生から放たれた黒染めスプレーはまさに悪魔の吐息でした。意味わからないです。

 

さて、遅れて卒業式に参加したのですが、気づいたら寝ていました。

 

起きた頃には終わっていたのです。

しかし卒業式とは予行練習が行われるほど、立つ場面やお辞儀をする場面が多い儀式です。

 

俺はその時どうしていたのだろうか。まさか全校生徒が起立する中いびきを掻いて寝ていたなんてことはないだろうな・・・。

 

 

俺は恐る恐る後ろに座っていたりょうがに訪ねたんです。

 

 

 

 

耕平「・・・俺いびき掻いてた?」

 

 

 

 

いやそこじゃねーだろ。

 

 

 

確かにいびきを掻いて寝るのは恥ずかしい。だからっていびきを掻かなければ、起立の場面で立たないで良いわけではないでしょう。

 

その質問に対し、りょうがは俺の肩を叩き、安心しろ。と言ってくれました。

 

そう言って彼はこう続けたのです。

 

 

 

 

りょうが「俺も寝てた!」

 

 

何やってんだよ。

 

 

耕平「まじか。良かった」

 

何が良いんだよ。安心してる場合じゃないだろ、お前いびき掻いてたかどうかまだわからないんだぞ。

 

 

心配するところそこじゃないけど。

 

 

とりあえず安心した俺は、貰った卒業アルバムを眺めていたのです。

その時、1回も話したことがない女子たちから打ち上げに誘われたのです。

 

俺のクラスは進学クラス(りょうがと泰一と翔平も)で、思い返してみれば、文化祭などの打ち上げに誘われたことがないんです。(俺とりょうがだけ)

 

まずなんで俺とりょうがが進学クラスなのか、その詳細はまた今度書きたいと思います。

 

そりゃあ普段バカやってるから(りょうがと泰一と翔平も)ウマが合わないのは俺もわかってたんです。だから誘われなくても(俺とりょうがだけ)特に何も思わなかったんです。

 

 

ねえなんで翔平と泰一は誘われてたのかな?

 

 

ってこと以外は。

 

一人で俺に話しかける勇気がなかったのか、相手は5人くらいいました。世間一般ではハーレムというのでしょう。しかしそれを見ていた泰一は

 

 

泰一「こーちゃん、かたっぱしから口説いてるよ」

 

 

なんて言い周っていたと、隣の隣のクラスの池田から聞かされました。

 

お前アニメだったらみんなに逃げろー!って言いながら1番最初に死ぬタイプだぞ。

 

 

そんなことを泰一が言ってるとも知らず、俺は最後だし参加するか、なんて言おうと思っていました。

 

それをりょうがが手で制し、

 

 

りょうが「すまん、俺たちはこれから用があるんだ」

 

と、断ってしまったのです。てかお前は誘われてないだろ。

 

深追いをする人たちではなかったので、それ以上の誘いはありませんでした。

俺も俺で、別にいいかと思ってました。

 

 

それで、その後の打ち上げの予定を聞いたのです。

 

 

耕平「で、どこに行くの?」

 

 

りょうが「王将」

 

 

改めて聞きました。

 

 

耕平「この後打ち上げするの?どこ行くの?」

 

 

りょうが「王将」

 

 

りょうがの口からは、王将以外出てきませんでした。

 

俺は彼のことをよくわかっています。こういうくだらない冗談を言って、俺を驚かせようとしているんです。

 

親密な付き合いだからこそわかるもんだ。

 

しかしそれが違うということが、王将で出された水を飲んでわかりました。

 

当たり前のように友一もいて、いつもと何ら変わらない風景でした。

 

飯を食べ終え、普通の解散。

 

そして普通に帰宅。

 

これが俺の高校生活最後の日でした。

 

 

 

 

 実はこの記事を書く前に、大学生活の最後の日を思い出したのです。

 

 

大学では、会場を取って卒業生で盛大なパーティーが開かれました。

 

 

 

俺とりょうがは大学も同じだったのですが、そのパーティーには参加せず、一足先に就職した池田と泰一に卒業祝いをしてもらいました。

 

大して特別感のない、普段行く安い居酒屋で、俺たちは高校の卒業式の時の話をしていました。

 

 

俺にとっては、いや俺らにとっては特別な日だろうが忙しい日だろうが、その時に1番楽しいメンバーと時間を過ごすことが特別なんだな、そう感じました。

 

そのメンバーが高校の時も、大学の時も、そして今も続いていることはすごく特別なことなんだなって。そう感じています。

 

 

 

 

そしてなぜか当たり前のように就職していた友一も俺とりょうがと一緒に奢ってもらってました。

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