僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

バカを一括りにしてはいけない


ガストへ到着し、急いでトイレへ向かうりょうが。

池田「ピザって10回言って」

 


友一「ピザピザ…」
指を折りながら言うもなぜが13回言う。
2秒以内に答えろ、と言った後に質問をする。

 

肘を指差しながら、
池田「ここは?」


元気よく返答
友一「ガスト!」

耕平「そうじゃねーだろ」

トイレから戻ったりょうがにも同様にピザを10回言わす。
目を瞑り心の中で数えたのか知らないが8回しか言わない。

池田「ここは?」
肘を指差しながら聞く。

りょうが「…ガスト」
目を瞑ったまま返答。

耕平「だからそうじゃねーよ。てか目開けろよ」


泰一「今のは言い間違いをさせるゲームだ」


友一「なんか聞いたことはある!けどよくわかってない!」


泰一「いいか。今、池田はピザと10回言わせてヒザを指差した。それはピザとヒザの語呂が似てるから言い間違いを誘ったのだ」


耕平「解説しながら引っかかってるじゃねーかよ」


友一「他にも出してよ!」


iPhoneを眺め、池田が問いを探す。
池田「キッチンって10回言って」


友一「キッチンキッチン…キッチン!」


池田「鳥は英語で?」


友一「英語はやめて。わかんない!」


りょうが「チキンだろーが!!」


池田「バードでした」


友一「ぎゃはは!!チキンとかwwバカ丸出し!!」


耕平「お前が言ったら世も末だ」


どんどん問いが出る。


池田「入浴って10回言って」


友一「入浴入浴…入浴!」


池田「アメリカの首都は?」


りょうが「ニューヨーク!」


耕平「素直だなほんと」


友一「カザフスタン!」


耕平「国じゃん」


池田「ワシントンだ。お前もツッコミばかり入れてないで参戦してみろよ」


耕平「上等だ」


池田「童貞って10回言って」


耕平「おいこんな公の場でいきなりハードじゃん…まず普通恥ずかしくて言えないだろ次だ」


友一りょうが「童貞童貞童貞童貞…童貞!」


耕平「」


池田「こいつは?」


泰一を指差し問う。


友一りょうが「童貞!」


池田「正解だ」


耕平「ただの悪口じゃねーかよ」


泰一も反撃に出る。


泰一「童貞って10回言って」


何も気にすることなく童貞を連呼する友一とりょうが。


池田を指差し問う。


泰一「こいつは?」

友一りょうが「池田」


池田「正解だ」


泰一「…なんてことだ」


もはやここまで来れば目指せ魔法使いだ。と、なんの励ましにもならない励ましを俺がする。


池田「なら次は泰一の番だ。いっぱいって10回言って」


泰一「いっぱい、いっぱい、いっぱい…いっぱい。こんなにいっぱいをいっぱい言ったのは初めてだ」


池田「『い』を『お』に変えて」


泰一「それは、その…」


りょうが「恥ずかしがるなよ。答えはおっぱいだ!」


友一「違うよ!いっぱおだよ!」


耕平「なんで引っ掛けにすら引っ掛かんねーんだよw」

10回言ってゲームの引っ掛けに見事ひっかかる素直なりょうがに対し、根本的にバカな友一。バカとは奥が深い言葉だ。聞こえは悪いがバカがいなければ世の中つまらない。

そして正解するまで帰らないと意気込む。

池田「ピザって10回言って」
どうやら出題者の池田が飽き始めたようだ。友一のために何度も追試を作る先生もさぞかし大変だったろう…。


友一「次こそ…ピッツァピッツァピッツァ…ピッツァ!」

少し発音を良くしたつもりで誤魔化されないよう心がける。

肘を指差しながら問う。

池田「ここは?」

友一りょうが「ガスト!」


泰一「何回も間違えるな。ヒザだ」