僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

生まれ変わったらの話

鳥は鳥だから空を飛べるのであって、人間がどれだけ願っても、自力で空を飛ぶことはできない。地を飛び立つことはできない。どうしても自力で空を飛びたいなら、鳥になるしかない。人間ができないことをやりたいならば、できる生き物になるしかない。 乗り換…

スルーパス

今更感があるが、日本がワールド杯の切符を手にした。最近、サッカーに対する熱はほとんどないがそれでも嬉しい。選手はサポーターの応援あってこそと言うが、そんな事はない。国民の期待を背負い、プレッシャーの中掴んだ切符。サッカーっつーのは、と語れ…

気持ちが大切

りょうがが運転する車に友一と乗る。もうそろそろ泰一の誕生日という事で、プレゼントを買いに行くようだ。普段からプレゼントの渡し合いなどないが、泰一は来年から社会人ということもあり、プレゼントを買うらしい。泰一の誕生日の6日後は俺の誕生日である…

怖い話をしていると、霊は寄ってくるのだろうか

ラーメンを食べ終え、車へ乗る。もう日付が変わりそうな時間。天気は雨。そんなシチュエーションの中、友一が低いトーンで語り出す。 友一「この前さ、彼女と出かけたんだけど、ホテルで寝てる時、夜中に彼女が目を覚ましたんだって。それでね、入り口を見た…

災いの連鎖

気持ちの良い日差しの中、学校へ行く。連日、雨が降り道路は濡れていた。お昼を過ぎても晴天は続き、濡れた道路を乾かしている。 池田「久しぶりに晴れたな」 耕平「そうだな」 昼飯を食べ終え、グッと伸びをする池田。眠そうな表情をしている。しかしこの天…

幾多の試練を乗り越えた、その先にあるもの

学校から帰宅し、早々にベッドへ入る。携帯を見ると、翔平から心配のメールが届いている。無事に帰れたか、と。 夜になるに連れ、体が熱を持っていくのがわかる。薬を飲み眠った。夜中に目が覚める。頭痛、腹痛、吐き気、全ての力を手に入れた俺は無敵状態で…

箱の中身は・・・

とあるネトゲをやっていた時の話。スカイプを繋げて翔平、泰一、友一とプレーをする。先に俺と翔平が始め、あとから友一と泰一が始めた。俺も翔平もレベルはかなり高く、装備もそれなりに揃っていたのでまったりとプレイをしていた。それに対し、友一と泰一…

封印されし右目

選択教科の授業。指定校で大学に行きたかった俺は、気が進まなかったが体育を選んだ。できれば動きたくない、高校生なのにそんな考えを持っていた俺は、それまでは英語を選び適当にこなしてきた。しかし、成績アップを狙うならはるかに体育のが良い。俺の他…

ブラジルカップ

小学6年生の頃の話。俺はサッカーを習っていた。俺の入っていたチームはそこら辺では最弱で有名なチーム。正確に言うと、それなりに強いチームであったが、なぜか俺らの年代だけ弱く有名だった。個々で上手いやつは何人かいたが、適当にやっているやつが大半…

カップ麺が出来上がる3分間

やかんいっぱいに入れたお湯が、音を鳴らし沸騰を知らせる。友一が立ち上がり、キッチンへ向かう。慣れた手つきキッチンの電気をつけ、慣れた手つきで火を消す音が聞こえる。ここは俺の家だ。腹が減ったと言うことで、うちに向かってきている友一に食べるも…

これが友情パワーだ!!

友一「みんな!海行こうよ!」 いつものようにハイテンションな友一がLINEのグループに投稿する。友一、彼は提案はするものの、結局具体的な予定はいつも俺か池田が立てる。その上に、日程を調整する際にいつもギリギリまで空いている日を言わない問題児だ。…

余りものには福がある?よく言えたもんだな

学校が終わり、地元のスポーツセンターを貸し切る。それぞれクラスは違うが、明日は球技大会だ。男子の種目はサッカーとバスケ。ここにいる6人はみんなサッカーを選んだ。 りょうが「みんな、よく集まってくれた!」 そう言い、指揮を取るりょうがであるが、…

死にそうになった話

池田が見つけた小洒落た居酒屋にてお酒を嗜む。俺と友一と池田は休みがよく合う。そして仕事終わりのまま、スーツを着た泰一も合流した。割と静かな店内、女性客が目立つ中、もうあと数年でおじさんと呼ばれる俺らは店には似合っていなかった。いつも通りの…

携帯をなくした俺のために彼らは。ー持つべきものは友であるー

カーテンの隙間から太陽の光が差す。日曜日。時計を見ると9時を回っている。寝ていたソファーの上で伸びをしていると、ベッドで寝ていたりょうがも同時に目を覚ます。昨日は友一の家で夜遅くまで遊んでいた。あいつの部屋では狭すぎて3人寝れないため、りょ…

童貞の何が悪い

波に揺られ、強い日差しを体全体で感じている。手を広げ、足を広げ、閉じているのは瞼だけである。隣ではイカダまでカナヅチの池田とりょうがを浮き輪に乗せ引っ張って来たにも関わらず、元気に話す友一がいる。当たり前であるが、池田とりょうがは体力が有…

マラソン大会後編-ANOTHER STORY-

↓先に読むべきもの↓ catastrophe127.hatenablog.jp 俺は知らなかった。知らないことなんてたくさんある。この世の理、知っていることの方が少ない。 当時は決して付き合いが良いとは言えなかった泰一。しかしここ最近はそれよりもどうも付き合いが悪い。 泰…

マラソン大会前編

1年に1回行われる学校行事の中で、もっとも人気のないもの、それはマラソン大会。女子は5kmそして男子は10kmを走る。総勢200名を超える生徒がスタート地点に立つ。前年度10位以内に入った人が先頭に立ち、続いて2年生、そして1年生の順に並ぶ。女子は先に終…

ゴキブリが現れた

外に出るだけで汗を掻く時期、いつものように泰一の部屋でくつろぐ。快適な部屋だ。泰一の母親がジュースを持って来てくれる。ごゆっくり、と笑顔で言い、仕事に向かった。いただきます!と友一。漫画を読んでいる泰一、ゲームをするりょうがと友一。暑い夏…

障害を持つ人たちとサッカー

大会まで残りわずか。そのタイミングで、顧問の先生から告げられるイベント。当時1年の俺はそれが毎年恒例であると、この時初めて知る。障害を持つ子供達とサッカーをする。障害者に対しての偏見は、良くも悪くも、ない。特別扱いをするつもりはないというこ…

友達のために役に立ちたい。純粋な男

川のせせらぎ、よりも轟音と言った方のが良いかもしれない。どちらにしても水が流れる音だ。真夏の日差しを浴びながらも、そんな水の音を聞いていると幾分か涼しく感じるのは気のせいだろうか。網を持って魚を探すりょうがを眺めていると、トイレに行った友…

俺たちのお母さんへの恩返し、それは

学校へ到着すると、りょうがと池田が俺の席で話をしている。俺に気づくと、手を振り挨拶をする。 池田「おはよう」 耕平「おう」 何を話していたのだろうか、俺が質問をする前に会話の内容を伝えてくる。 りょうが「今日お好み焼きやるんだけど来る?」 お好…

自分が信じるものを共有したい。その思いは否定しない。

横浜で一人暮らしをしていた時、キリスト教の勧誘に1人の男性がやって来た。断る事のできない性格の俺は、汗だくの彼に麦茶を差し出し、話を聞く事に。夜勤明けで眠かったが、話を聞く。特に面白いことを言うわけでもないが、話を聞く。楽しそうに話す彼は、…

誰かー、デリカシー貸していただけませんか?

りょうがが仕事を終えたと言うことで、2人でiPhoneのアプリでマルチプレイをしていた。山から見える湘南の海を眺め、もうすぐ海開きだな、なんてことを思っている。神奈川の海はさほど綺麗ではないが、海開きになるとサーファーやらで賑わう活気のあるところ…

最大威力の技”だいばくはつ”

無言が続く車内。 池田との休みが合い、久しぶりに出かけることになった。途中、お昼ご飯をじゃんけんで負けたやつのおごりにしようぜ、と、りょうがが提案し、見事にりょうがが負ける。そして機嫌を悪くするりょうがであった。 ちょっと休憩するか。そう言…

遊園地の醍醐味

絶叫こそが遊園地の醍醐味。by俺 俺はそう思っている。絶叫が好きだから。 入園後、すぐにFUJIYAMAへ並ぶ。富士急と言えばFUJIYAMA。これに乗らなければ話にならない。そう、行きの車の中で最初に乗るアトラクションを決めていた。しかし泰一を見ると、浮か…

無課金でネトゲを制覇しそうになった話

―絶対に負けられない戦いがそこにはある― 池田「ついに、ここまで来た」スカイプでギルドマスターである池田が指揮をとる。池田「落ち着いて、作戦通りに行くぞ」りょうが「おう」泰一「わかった」某ネトゲのGVG(ギルド対ギルド)の決勝まで足を進めた。毎度…

そうだ、買い物に行こう

最近ブログを書く度に気になることがあった。それがキーボードのエンターの感度。感度って言うとまた少し違うのかもしれない。噛み合わせといったほうがしっくりくる。押しているのに引っかかる感じがし、どうも気になった。 このキーボード、かれこれ4,5年…

目標を叫ぶ

山を登り開けたところに俺たちはいた。 澄んだ空気を吸い、自然の中でくつろぐ一同。 ふと友一が立ち上がり、見下ろす町を指差し叫ぶ。 友一「俺はこの町で1番になる!!」 この町で生まれ、この町で育った友一。 特別な何かを持っているわけではない。それ…

彼はおもむろに、ルービックキューブを取り出した

前々回書いた同級生たちとの飲み会の内容です。 自慢の友 - 僕らの現実非日常? 1軒目とは異なり、賑やかなお店へ入った。友一があそこの店は女の子がホットパンツなんだよ!だから行こう!と、言い出す。それに対し泰一が行くしかない、と言い謎の結束がで…

神様からの贈り物

前日、りょうがの家へ泊まりに行き、制服を忘れないように細心の注意を払った結果、ローファーを忘れてしまいサンダルで登校。裸足で上履きを履くのがここまで気持ちが悪いとは思わなかった。しかし下校の時には暑い夏には快適である。不恰好でだらしないが…