僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

地球上で最も頭の良い生き物

人間、地球上で最も頭の良い生き物だ。頭が良いが故に、時にミスをする。そしてそれを怒ったり、あるいはミスをして恥ずかしがるという感情も持ち合わせている。そう、我々こそが地球上で最も頭の良い生き物なのだ。耕平(みつを風に) 出発の電車の時間を友一…

夢を見ることは、良いことだ

俺はあれ以来、ほとんど絵を描いていない。そんな中池田は黙々と絵を描いている。何かに取り憑かれたかのように、絵を描いている。そして自然と画力も上がっている。 りょうが「日に日に上手くなってきているな」 板前と言うハードな仕事をこなしながら、池…

LIVE参戦

飼い犬に引っ張られるがまま、散歩をする。俺はこいつを散歩してやってるつもりでいるが、この犬はもしかしたら俺を、いや俺たちを散歩してやってるつもりでいるのかもしれない。 りょうが「お前んとこの犬もなかなかバカそうだよな」 りょうがのところに犬…

夢の意味

目を開け、時計を見ると朝の6時。最近空気が乾燥しているためか、はたまた寒いというのに窓を開けて寝ているのが原因かは不明だが、喉をやられている。起きてすぐに、"炭酸が飲みたい"そう思い自販機へ向かう。朝からウォーキングをする近所のおじさんに話し…

Aだと思ってたらBだったみたいな話

居酒屋にて、トイレから戻って来たりょうがが座りながら言う。りょうが「そういえば俺さ、ビデのことずっとヒデだと思ってたんだよね」トイレにあるボタン、りょうがはそれをヒデと思っていたらしい。池田「下から水が出てくる現象をヒデと言うとでも思った…

芸術の秋

少し前に、池田が絵を描きLINEに載せたのが始まりだった。1枚の写真とともに、暇だからお絵描きしていたと絵が送られてくる。 この時、特別盛り上がりは見せなかった。友一や俺が、意外と上手に描いた絵を見て適当な感想を述べた程度だった。絵とは無縁の生…

秋の風、あっ秋ですね

自分がわからないこと、不思議に思うこと、違和感を感じること、そう言うものがわかった時、スッと体を突き抜けるような風が吹く感覚になる。それが自分の知恵とか思考とか、自分に備わってるものだけでわかった時はより強力、寒くなるくらいの冷たい風が体…

どんななものだって、色を変える

俺がまだガキの頃、それは行われた。確かアメリカだったかな、その辺に住んでいた子どもたちが日本に来日し、ハロウィンパーティーが開かれた。その子どもたちと交流するのが、当時英会話を習っていた俺を含む子どもたち。当たり前だが、向こうは日本語知っ…

君の知らない物語

ちょっと古いけど"君の知らない物語"って歌がある。supercellのファーストシングルかな?この曲出す前から好きで、俺の中では今話題の米津とかまふまふの、先駆者って感じがする。知らない人少ないと思うけど、もし聴いたことないようなら是非1度聴いてほし…

生まれ変わったらの話

鳥は鳥だから空を飛べるのであって、人間がどれだけ願っても、自力で空を飛ぶことはできない。地を飛び立つことはできない。どうしても自力で空を飛びたいなら、鳥になるしかない。人間ができないことをやりたいならば、できる生き物になるしかない。 乗り換…

スルーパス

今更感があるが、日本がワールド杯の切符を手にした。最近、サッカーに対する熱はほとんどないがそれでも嬉しい。選手はサポーターの応援あってこそと言うが、そんな事はない。国民の期待を背負い、プレッシャーの中掴んだ切符。サッカーっつーのは、と語れ…

気持ちが大切

りょうがが運転する車に友一と乗る。もうそろそろ泰一の誕生日という事で、プレゼントを買いに行くようだ。普段からプレゼントの渡し合いなどないが、泰一は来年から社会人ということもあり、プレゼントを買うらしい。泰一の誕生日の6日後は俺の誕生日である…

怖い話をしていると、霊は寄ってくるのだろうか

ラーメンを食べ終え、車へ乗る。もう日付が変わりそうな時間。天気は雨。そんなシチュエーションの中、友一が低いトーンで語り出す。 友一「この前さ、彼女と出かけたんだけど、ホテルで寝てる時、夜中に彼女が目を覚ましたんだって。それでね、入り口を見た…

災いの連鎖

気持ちの良い日差しの中、学校へ行く。連日、雨が降り道路は濡れていた。お昼を過ぎても晴天は続き、濡れた道路を乾かしている。 池田「久しぶりに晴れたな」 耕平「そうだな」 昼飯を食べ終え、グッと伸びをする池田。眠そうな表情をしている。しかしこの天…

幾多の試練を乗り越えた、その先にあるもの

学校から帰宅し、早々にベッドへ入る。携帯を見ると、翔平から心配のメールが届いている。無事に帰れたか、と。 夜になるに連れ、体が熱を持っていくのがわかる。薬を飲み眠った。夜中に目が覚める。頭痛、腹痛、吐き気、全ての力を手に入れた俺は無敵状態で…

箱の中身は・・・

とあるネトゲをやっていた時の話。スカイプを繋げて翔平、泰一、友一とプレーをする。先に俺と翔平が始め、あとから友一と泰一が始めた。俺も翔平もレベルはかなり高く、装備もそれなりに揃っていたのでまったりとプレイをしていた。それに対し、友一と泰一…

封印されし右目

選択教科の授業。指定校で大学に行きたかった俺は、気が進まなかったが体育を選んだ。できれば動きたくない、高校生なのにそんな考えを持っていた俺は、それまでは英語を選び適当にこなしてきた。しかし、成績アップを狙うならはるかに体育のが良い。俺の他…

ブラジルカップ

小学6年生の頃の話。俺はサッカーを習っていた。俺の入っていたチームはそこら辺では最弱で有名なチーム。正確に言うと、それなりに強いチームであったが、なぜか俺らの年代だけ弱く有名だった。個々で上手いやつは何人かいたが、適当にやっているやつが大半…

カップ麺が出来上がる3分間

やかんいっぱいに入れたお湯が、音を鳴らし沸騰を知らせる。友一が立ち上がり、キッチンへ向かう。慣れた手つきキッチンの電気をつけ、慣れた手つきで火を消す音が聞こえる。ここは俺の家だ。腹が減ったと言うことで、うちに向かってきている友一に食べるも…

これが友情パワーだ!!

友一「みんな!海行こうよ!」 いつものようにハイテンションな友一がLINEのグループに投稿する。友一、彼は提案はするものの、結局具体的な予定はいつも俺か池田が立てる。その上に、日程を調整する際にいつもギリギリまで空いている日を言わない問題児だ。…

余りものには福がある?よく言えたもんだな

学校が終わり、地元のスポーツセンターを貸し切る。それぞれクラスは違うが、明日は球技大会だ。男子の種目はサッカーとバスケ。ここにいる6人はみんなサッカーを選んだ。 りょうが「みんな、よく集まってくれた!」 そう言い、指揮を取るりょうがであるが、…

死にそうになった話

池田が見つけた小洒落た居酒屋にてお酒を嗜む。俺と友一と池田は休みがよく合う。そして仕事終わりのまま、スーツを着た泰一も合流した。割と静かな店内、女性客が目立つ中、もうあと数年でおじさんと呼ばれる俺らは店には似合っていなかった。いつも通りの…

携帯をなくした俺のために彼らは。ー持つべきものは友であるー

カーテンの隙間から太陽の光が差す。日曜日。時計を見ると9時を回っている。寝ていたソファーの上で伸びをしていると、ベッドで寝ていたりょうがも同時に目を覚ます。昨日は友一の家で夜遅くまで遊んでいた。あいつの部屋では狭すぎて3人寝れないため、りょ…

童貞の何が悪い

波に揺られ、強い日差しを体全体で感じている。手を広げ、足を広げ、閉じているのは瞼だけである。隣ではイカダまでカナヅチの池田とりょうがを浮き輪に乗せ引っ張って来たにも関わらず、元気に話す友一がいる。当たり前であるが、池田とりょうがは体力が有…

マラソン大会後編-ANOTHER STORY-

↓先に読むべきもの↓ catastrophe127.hatenablog.jp 俺は知らなかった。知らないことなんてたくさんある。この世の理、知っていることの方が少ない。 当時は決して付き合いが良いとは言えなかった泰一。しかしここ最近はそれよりもどうも付き合いが悪い。 泰…

マラソン大会前編

1年に1回行われる学校行事の中で、もっとも人気のないもの、それはマラソン大会。女子は5kmそして男子は10kmを走る。総勢200名を超える生徒がスタート地点に立つ。前年度10位以内に入った人が先頭に立ち、続いて2年生、そして1年生の順に並ぶ。女子は先に終…

ゴキブリが現れた

外に出るだけで汗を掻く時期、いつものように泰一の部屋でくつろぐ。快適な部屋だ。泰一の母親がジュースを持って来てくれる。ごゆっくり、と笑顔で言い、仕事に向かった。いただきます!と友一。漫画を読んでいる泰一、ゲームをするりょうがと友一。暑い夏…

障害を持つ人たちとサッカー

大会まで残りわずか。そのタイミングで、顧問の先生から告げられるイベント。当時1年の俺はそれが毎年恒例であると、この時初めて知る。障害を持つ子供達とサッカーをする。障害者に対しての偏見は、良くも悪くも、ない。特別扱いをするつもりはないというこ…

友達のために役に立ちたい。純粋な男

川のせせらぎ、よりも轟音と言った方のが良いかもしれない。どちらにしても水が流れる音だ。真夏の日差しを浴びながらも、そんな水の音を聞いていると幾分か涼しく感じるのは気のせいだろうか。網を持って魚を探すりょうがを眺めていると、トイレに行った友…

俺たちのお母さんへの恩返し、それは

学校へ到着すると、りょうがと池田が俺の席で話をしている。俺に気づくと、手を振り挨拶をする。 池田「おはよう」 耕平「おう」 何を話していたのだろうか、俺が質問をする前に会話の内容を伝えてくる。 りょうが「今日お好み焼きやるんだけど来る?」 お好…