僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

余りものには福がある?よく言えたもんだな

学校が終わり、地元のスポーツセンターを貸し切る。それぞれクラスは違うが、明日は球技大会だ。男子の種目はサッカーとバスケ。ここにいる6人はみんなサッカーを選んだ。 りょうが「みんな、よく集まってくれた!」 そう言い、指揮を取るりょうがであるが、…

死にそうになった話

池田が見つけた小洒落た居酒屋にてお酒を嗜む。俺と友一と池田は休みがよく合う。そして仕事終わりのまま、スーツを着た泰一も合流した。割と静かな店内、女性客が目立つ中、もうあと数年でおじさんと呼ばれる俺らは店には似合っていなかった。いつも通りの…

携帯をなくした俺のために彼らは。ー持つべきものは友であるー

カーテンの隙間から太陽の光が差す。日曜日。時計を見ると9時を回っている。寝ていたソファーの上で伸びをしていると、ベッドで寝ていたりょうがも同時に目を覚ます。昨日は友一の家で夜遅くまで遊んでいた。あいつの部屋では狭すぎて3人寝れないため、りょ…

童貞の何が悪い

波に揺られ、強い日差しを体全体で感じている。手を広げ、足を広げ、閉じているのは瞼だけである。隣ではイカダまでカナヅチの池田とりょうがを浮き輪に乗せ引っ張って来たにも関わらず、元気に話す友一がいる。当たり前であるが、池田とりょうがは体力が有…

マラソン大会後編-ANOTHER STORY-

↓先に読むべきもの↓ catastrophe127.hatenablog.jp 俺は知らなかった。知らないことなんてたくさんある。この世の理、知っていることの方が少ない。 当時は決して付き合いが良いとは言えなかった泰一。しかしここ最近はそれよりもどうも付き合いが悪い。 泰…

マラソン大会前編

1年に1回行われる学校行事の中で、もっとも人気のないもの、それはマラソン大会。女子は5kmそして男子は10kmを走る。総勢200名を超える生徒がスタート地点に立つ。前年度10位以内に入った人が先頭に立ち、続いて2年生、そして1年生の順に並ぶ。女子は先に終…

ゴキブリが現れた

外に出るだけで汗を掻く時期、いつものように泰一の部屋でくつろぐ。快適な部屋だ。泰一の母親がジュースを持って来てくれる。ごゆっくり、と笑顔で言い、仕事に向かった。いただきます!と友一。漫画を読んでいる泰一、ゲームをするりょうがと友一。暑い夏…

障害を持つ人たちとサッカー

大会まで残りわずか。そのタイミングで、顧問の先生から告げられるイベント。当時1年の俺はそれが毎年恒例であると、この時初めて知る。障害を持つ子供達とサッカーをする。障害者に対しての偏見は、良くも悪くも、ない。特別扱いをするつもりはないというこ…

友達のために役に立ちたい。純粋な男

川のせせらぎ、よりも轟音と言った方のが良いかもしれない。どちらにしても水が流れる音だ。真夏の日差しを浴びながらも、そんな水の音を聞いていると幾分か涼しく感じるのは気のせいだろうか。網を持って魚を探すりょうがを眺めていると、トイレに行った友…

俺たちのお母さんへの恩返し、それは

学校へ到着すると、りょうがと池田が俺の席で話をしている。俺に気づくと、手を振り挨拶をする。 池田「おはよう」 耕平「おう」 何を話していたのだろうか、俺が質問をする前に会話の内容を伝えてくる。 りょうが「今日お好み焼きやるんだけど来る?」 お好…

自分が信じるものを共有したい。その思いは否定しない。

横浜で一人暮らしをしていた時、キリスト教の勧誘に1人の男性がやって来た。断る事のできない性格の俺は、汗だくの彼に麦茶を差し出し、話を聞く事に。夜勤明けで眠かったが、話を聞く。特に面白いことを言うわけでもないが、話を聞く。楽しそうに話す彼は、…

誰かー、デリカシー貸していただけませんか?

りょうがが仕事を終えたと言うことで、2人でiPhoneのアプリでマルチプレイをしていた。山から見える湘南の海を眺め、もうすぐ海開きだな、なんてことを思っている。神奈川の海はさほど綺麗ではないが、海開きになるとサーファーやらで賑わう活気のあるところ…

最大威力の技”だいばくはつ”

無言が続く車内。 池田との休みが合い、久しぶりに出かけることになった。途中、お昼ご飯をじゃんけんで負けたやつのおごりにしようぜ、と、りょうがが提案し、見事にりょうがが負ける。そして機嫌を悪くするりょうがであった。 ちょっと休憩するか。そう言…

遊園地の醍醐味

絶叫こそが遊園地の醍醐味。by俺 俺はそう思っている。絶叫が好きだから。 入園後、すぐにFUJIYAMAへ並ぶ。富士急と言えばFUJIYAMA。これに乗らなければ話にならない。そう、行きの車の中で最初に乗るアトラクションを決めていた。しかし泰一を見ると、浮か…

無課金でネトゲを制覇しそうになった話

―絶対に負けられない戦いがそこにはある― 池田「ついに、ここまで来た」スカイプでギルドマスターである池田が指揮をとる。池田「落ち着いて、作戦通りに行くぞ」りょうが「おう」泰一「わかった」某ネトゲのGVG(ギルド対ギルド)の決勝まで足を進めた。毎度…

そうだ、買い物に行こう

最近ブログを書く度に気になることがあった。それがキーボードのエンターの感度。感度って言うとまた少し違うのかもしれない。噛み合わせといったほうがしっくりくる。押しているのに引っかかる感じがし、どうも気になった。 このキーボード、かれこれ4,5年…

目標を叫ぶ

山を登り開けたところに俺たちはいた。 澄んだ空気を吸い、自然の中でくつろぐ一同。 ふと友一が立ち上がり、見下ろす町を指差し叫ぶ。 友一「俺はこの町で1番になる!!」 この町で生まれ、この町で育った友一。 特別な何かを持っているわけではない。それ…

彼はおもむろに、ルービックキューブを取り出した

前々回書いた同級生たちとの飲み会の内容です。 自慢の友 - 僕らの現実非日常? 1軒目とは異なり、賑やかなお店へ入った。友一があそこの店は女の子がホットパンツなんだよ!だから行こう!と、言い出す。それに対し泰一が行くしかない、と言い謎の結束がで…

神様からの贈り物

前日、りょうがの家へ泊まりに行き、制服を忘れないように細心の注意を払った結果、ローファーを忘れてしまいサンダルで登校。裸足で上履きを履くのがここまで気持ちが悪いとは思わなかった。しかし下校の時には暑い夏には快適である。不恰好でだらしないが…

自慢の友

人との繋がりって良くも悪くもどっちかが死なない限りは続くものだと思っている。そんな繋がり、どうせあるなら悪いものじゃなくて良いものにしたい。 電車がきた。携帯をポケットへ入れ、電車を眺める。徐々に止まろうとする電車。動いているはずの電車の中…

皆勤賞を目指した少年

皆勤賞。 運も実力の内という言葉があるが、この言葉はふさわしくない称号、皆勤賞。 並大抵の努力では得ることのできない称号、皆勤賞。 1回のミスも許されない称号、皆勤賞。 そんな称号、皆勤賞を目指している一人の少年がいた。 それはもうお馴染みの、…

想像、妄想、いや違う

想像力がなければ、怖いものはない。シャーロック・ホームズの著者であるコナン・ドイルの名言の1つである。同様に想像力がなければ楽しさなり嬉しさっていうのも半減してしまうのかな。逆に言えば、想像力を持つことにより、普段やることでも、いつもより楽…

疑うことの簡単さ、信じることの難しさ

授業が終わり、電車に乗る。ちょうどボックス席が空いていてそこに腰を下ろす。窓側の特等席をゲットしたのは俺と友一。通路側は池田とりょうが。残念ながら座れなかった泰一は、池田にカバンを渡し立っている。 池田「なぁそう言えば今日さ」 いつものよう…

集合時間と起きる時間。男はやっぱり起きる時間が遅いな

りょうがと翔平が観たい映画があると、俺と友一を誘った。特に予定もなかったので一緒に行くことにした。 寝る前に明日の予定を確認する。映画の上映時間は10時からとりょうがが言っていた。翔平から送られてきた電車の時間は9時と。これに俺と友一、翔平は…

この場合、ダメな奴は放っておく

人それぞれ得意なこと、苦手なことがあると思う。苦手な人に得意な人が指導するというやり方もあれば、得意な人に任せるってやり方もある。状況に応じて変えるってこともあるのかな。 俺たちはネトゲをしていた。8人VS8人の陣取りゲーム。その時はまだβテス…

その一瞬、感じるものは大体気のせい

大人になって久しぶりに会った小学生の頃の同級生とか、その当時の顔と比べてもなんとなく面影が残っているから分かる。成長してもやっぱり分かる。整形でもしてない限りはね。その面影に似た感じで、ガキの頃からの癖っていうか何ていうか、変わらないもの…

可愛くないとかタイプじゃないって遠回しに言うなら何が良いの?

珍しい人から連絡が来た。高校の時の1つ上の女の先輩からだ。元気にしてる?と言う些細な一言から始まった。俺は先輩との共通の友人、俺からすれば先輩の、結婚式かなんかの話だと思い、すぐに返信をする。しかし話は思わぬ方向へ進んだ。どうやらその先輩の…

勝つためには

友一と外でアイスを食べているとゲームセンターの中から池田が手招きをする。食べ終え、中に入るとりょうがが無言でクレーンゲームを指差す。 耕平「取れ、と?」 無言で頷き、俺をクレーンゲーム手前まで導く。100円のクレーンゲームの商品はじゃがりこ3つ…

俺の知っている勇者はこんなんじゃない

最近ではスマホの普及から様々なアプリ(ゲーム等)が増えている。ネット上でも様々な攻略サイトがあり、ガキの頃にあった攻略本なんて言うものはもはや死語になりつつある。のではないだろうか。俺たちもそれなりにゲームを楽しんでいる。 そんな中、今回挑…

英語の授業~先生とボクと、時々、バカメガネ~

窓から空を見上げ、今日の部活は室内にするのが無難だな、と、部長なりに考えていると、チャイムが鳴り英語の授業が始まる。先生が前に立ち、挨拶をして授業がスタートする。 先生、目が悪いので前に行ってもいいですか?と、いつものように俺の前の席にバカ…