僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

髪のセットは化粧みたいなもの、なのだろうか

 

何処かへ出かける前日はみんなで集まることが多い。

寝坊対策もできるし、前夜祭もできる。

 

仕事が終わり、東京から池田が帰ってきた。

時刻は23時過ぎ。

手にはお酒を持っているが表情は寝起き。電車に揺られながら寝たのだろう。

 

そして同じく眠そうに池田と来たのがりょうがである。

 

 

こうして元からいた友一を含め全員が集まった。

そして睡眠

 

前夜祭やらんのかい。

 

 

朝目を覚まし、準備に取り掛かる。

普段からワックスを付けないのは池田くらいで、みんな簡単にだが髪を整える。

 

 

まず初めにりょうがだ。頭を濡らし、寝癖を直す。

そして軽くワックスを付ける。

 

長さはやや長め。全体的にふんわりと仕上げたようだ。

 

よし、と彼は言い、

 

 

りょうが「耕平タオル用意しとけ」

 

 

そして風呂へ向かった。

 

 果たして何が良いのだろうか。

順番おかしいだろ。

 

先にシャワーを浴び終えた池田は今の奇行をどう思ったのだろう。

視線を池田に移す。

 

 

池田「あ?」

 

 

 

耕平「あ?じゃねーよ」

 

 

首にタオルをぶら下げ、ビールを飲みながら天気予報を観ている。

その光景はまさに仕事終わりのサラリーマン。

 

これから出かけるって言ってんだろ!!しかも言い出したのお前だろ!

 

りょうがのタオルを準備し、まだ寝ている友一を起こす。

 

 

友一「お、おはよう。何時だと思ってるの?」

 

最近ノリで坊主にした頭を掻きながら、いきなり意味不明な日本語。

滝沢カレンも驚きだろう。

 

 

耕平「今何時?だろ。近所迷惑してる人かよ」

 

 

 

池田「お前も飲むか?」

 

 

 

耕平「飲ますな!運転手だろ!」

 

 

 

池田「お、そうか」

 

 

友一は眠そうに体を起こし、鏡の前へ。

そして頭にワックスを付ける。

  

いやお前坊主だから意味ないだろ!

 

 

朝から大災害だ。なぁ池田。

 

 

 

池田「あ?」

 

 

 

耕平「あ?じゃねーよ何本飲むんだよw」

 

色んな角度から鏡を見つめていた友一が、よし!と言うのと同時にりょうがが風呂から上がる。

 

果たして何が良いのだろうか。違いが全くわからない。

 

それを見た友一はおもむろに風呂場へ向かう。

 

 

 

お前もかよ!!その順番はやってるのかよ。

 

 

朝からくたびれる光景だ。

 

 

俺はこんな連中と付き合っていると思うと頭がおかしくなりそうだ。

 

 

そう思いながら、2本目のビールを開けるのだった。