僕らの現実非日常?

こーへえと仲間たちの日常

2つ(以上)の味を楽しむことができた

 

 

去年の夏、泰一と池田と朝っぱらから山梨の温泉へ出かけた。そこの温泉は、山奥に位置し、営業開始時刻が日出30分前からであった。

 

俺たちはそこの常連で、大学時代から車で3時間かけては良く行っていた。

 

猛吹雪の中の貸切状態も経験したし、夜の夜景を楽しむこともできた。ただ、日出を見ながらと言うのは、今回初めてだった。

 

結果から言うと、まだ少し暗い朝だったので、夜景も楽しむことができたし、日出、そしておまけで富士山の姿も確認できた。

俺はこんな感じで景色を楽しみながら入る温泉もまた好きだ。

 

それはありがたいことに、他の奴らも共有してる趣味である。

 

 

今回の記事は、伊豆の温泉へ行った時の話である。

 

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伊豆と言えばそう、海である。

 

大学1年の夏、海水浴をし、その後温泉へ。

ちょうど世間のお盆休みと重なりそれなりに賑わっていた。

 

 

浴場に入るや否、広大な海が広がって見える。

 

 

 

りょうが「すっげえな・・・」

 

 

温泉と海のコラボレーションは、現状これが最初で最後である。

 

 

 

翔平「すごい!まるで海の上にあるみたい」

 

まさにその表現がぴったりである。

 

 

まずはぬるいお湯で体を洗い綺麗にする。

みんなに少し遅れ、俺も目的の露天風呂へ。

 

 

外に出ると、各々がタオルを首や頭に巻いている。

 

そして、5人並び仁王立ちしているではないか。

 

 

湯気を身にまとい仁王立ちする5人。その先には広大な海。

 

 

何という景色だ。汚いケツを俺に向け、堂々とした姿勢で海を眺めている。

裸でだ。

 

 

りょうが「やっと来たか。ったく」

 

 

耕平「お、おう・・・」

 

 

友一「じゃあ、入ろうか!」

 

 

なんだ、俺を待っていてくれたのか。

そして一斉にお湯の中へ。。

 

 

 

 

耕平「いてえええ!!」

 

 

池田「体が!!痛い!!」

 

 

泰一「ちょっとこれはまずいな」

 

 

 

 

日焼けが痛いのである!!

 

 

 

 

りょうが「よし、落ち着け、ゆっくりだ、ゆっくり行こう」

 

広大な海を見て驚き、その前に仁王立ちをす5人を見て驚き、そして

 

 

 

友一「ねえ早く来てよ」

 

 

鉄壁の体を持つ男に驚いた日であった。

 

 

耕平「お前頭おかしいの?改めて聞くけど頭おかしいの?」

 

 

池田「無駄だ。あいつはもはやこの世の生き物ではない」

 

 

りょうが「ちょっとずつ・・・いてええ!!」

 

 

まさに地獄。この広大な景色を眺めながら、語り合おうと頭の中では想像していた。

 

しかし、昼間の日焼けと言う傷が癒えない今、もう頭の中には一人気持ちよさそうにマグマに浸かっている友一しか浮かばない。

 

 

 

友一「ねえ何やってるの?また何か企んでるんでしょ!」

 

 

耕平「またってなんだよ。だいたいいつもお前が企んでるんだろ」

 

 

翔平「友一、痛くないの?」

 

 

友一「ああ、腰?もう治ったよ!」

 

 

耕平「いや知るか」 

 

 

泰一「俺も、腰は治った」

 

 

耕平「だから知るか!」

 

 

池田「で、どうするんだよ」

 

 

りょうが「どうするって言われてもな・・・とりあえず、一旦サウナ行くか」

 

 

耕平「ただのドMじゃねーかよ」

 

サウナに入り、3秒で凄まじい顔で出て来るりょうが。

 

それを見ながら俺は翔平と目を合わせ、帰ることにした。

 

 

 

景色を楽しみながらの温泉は好きだ。

 

それはありがたいことに、他の奴らも共有してる趣味である。はずだ。

 

 

 

友一はなぜ、ずっとこっちを見ていたのだろうか。