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僕らの現実非日常?

こーへえと仲間たちの日常

ことばの勉強

 

生きてる中で不要なことばって結構あると思う。しかし例外として、テストのための勉強では必要になってくる。果たして人によっては使わないであろう日本語を学ばせて意味があるのか。

俺はその分、睡眠に時間を回すべきではないかと思う。

 

 

さて、俺は高校時代、駅までバイクで行っていた。本当はダメなのだが、俺の中では許可されていた。

いつものようにバイクを駐輪所に止め、鍵を抜く。

その際になんと鍵が折れてしまったのだ。

 

 

と、早速教室でそれを話す。

 

 

池田「鍵が折れるなんて珍しいな。虫の知らせってやつじゃねーの?」

 

 

耕平「・・・気をつけろよ」

 

 

池田「俺になんかあるのかよ!やめてくれって!」

 

自分から言っておいてこのザマだ。

そこに当たり前のように友一が質問をする。

 

 

友一「虫の知らせって何?」

 

 

池田「おいおい高校生にもなって虫の知らせも知らねーのかよ」

 

 

友一「だって俺虫嫌いだもん!」

 

 

耕平「嫌いだから仲悪くて知らせてくれないってこと?」

 

 

友一「そういうことだね!!」

 

呆れる俺と同様に、池田も呆れながらケツをかく。

その横で、りょうがが腕を組み親切に説明する。彼の頭の中にしかない、わずかな言葉を並べる。

 

 

りょうが「悪いことが起きるかもしれないってことだ!」

 

 

 

 

友一「鍵が折れた時点で悪いこと起きてるじゃんwww」

 

 

 

りょうがの説明に対して珍しく的確な発言をする友一。

 

 

池田「この場合、鍵が折れたっていう珍しい出来事が虫の知らせに当たる」

 

池田が補足をする。

 

 

池田「それを耕平に教えたってこと。君の周りでなにか悪いことが起きるよって」

 

 

友一「・・・なんだか難しいお話だね」

 

 

池田「後付のがわかりやすい。例えば誰かが亡くなって、その前に珍しい出来事、があった場合、あれは虫の知らせだったんじゃないかな、みたいな?」

 

 

友一「おお!なるほど!わかりやすい!」

 

補足にしてはできすぎた説明が成される。

 

 

池田「今日も1つ学んだな。じゃあ早速なんか例文を作ってみろ」

 

少し考え、笑顔で言う。

 

 

 

友一「耕平が死んだ。これは虫の知らせではないか!?」

 

 

耕平「おい!」

 

 

池田「構わない。会話を続けよう」

 

 

耕平「構わなくねーよ!!」

 

 

池田「耕平が死ぬ前、何か変わった出来事はなかったか?」

 

なるほど、会話をしながら言葉を学ばせる。死にながらも感心をする。

 

また少し考え、笑顔で言う。

 

 

友一「変わったこと・・・起きなかったかな・・・あ!そういえば!」

 

 

池田「どうした」

 

 

友一「そういえばりょうがが死んだんだ!」

 

 

りょうが「おいてめえ!!そういえばってなんだよ!!」

 

 

そこかよ。死にながらもツッコむ。

 

 

池田「そのりょうがが死ぬ前は?」

 

今度は迷わず言う。

 

 

友一「泰一が死んだ!!」

 

 

耕平「ちょっと待て。そりゃ虫の知らせじゃなくて何かの呪いだろ」

 

 

りょうが「このままだとみんな死ぬぞ!」

 

 

友一「そんなこと言われても難しいもん!」

 

 

池田「まぁ初めてにしては上出来だ!」

 

 

耕平「上出来じゃねーだろwこの言葉を言うために何人死んでるんだよw」

 

 

友一が池田に指をさしながら言う。

 

 

友一「そしてこれらの些細な死は・・・池田の死の虫の知らせだった・・・!」

 

 

 

池田「おい!!」

 

 

 

りょうが「些細なってなんだよてめえ!」

 

だからそこかよ。

 

友一「ざっとこんなもん?」

 

 

そしてチャイムが鳴り、各々のクラスへ戻る。

全く朝から何人殺すんだよ・・・。

 

同じクラスのりょうがに今日は、いや今日も遊ぶぞと誘われ、そこで大切なことを思い出す。

 

 

 

てか俺鍵折れたんじゃん。

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