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僕らの現実非日常?

こーへえと仲間たちの日常

たまにはお好み焼きよくね?

 

月1回開かれている食事会、3月は前日にお好み焼きが食べたくなり、道頓堀へ集結した。

 

牛角の看板を目印に道路を挟んで反対側にある。小さい看板のためわかりにくい。

 

集合時間に対し大幅な遅刻をした俺と友一は、先についているりょうがと池田へ申し訳ないという気持ちを微塵も出さず、

 

 

耕平「お好み焼きじゃなくて焼肉にすればよかった」

 

 

友一「いいね!行く!?俺もピザ食べたい!」

 

 

耕平「ピザでなんで牛角いいねになった?頭おかしいんじゃねーの?知ってるけど」

 

 

友一「ははは!お互い様だね!」

 

 

耕平「いやなんで俺まで頭おかしいことになるの!?」

 

なんて非日常的な会話をしていたがこれは現実だ。

 

 

そして申し訳ない気持ちを微塵も出さず店内へ入ると、彼らは俺らを待たずに食べ放題をスタートしていた。がむしゃらに、息もする間もなくお好み焼きを口へ運んでいた。

 

 

りょうが「おっせーぞちくわぶみたいな顔しやがって!」

 

 

耕平「・・・言われてるぞ」

 

 

友一「え?俺?池田じゃないの?」

 

 

池田「俺なの!?」

 

 

彼らの表情から読み取るに、先に食べ放題をスタートさせていたことを、どうやら微塵も申し訳ないと思っていない様子だ。

 

これぞまさに目には目を、歯には歯を、遅刻にはフライングを。

と、言いたいところだが俺たちがただ遅れただけだ。

 

席へ付き、注文を取る。

 

 

耕平「えっと、海鮮お好み焼き1つ」

 

 

池田「食った」

 

 

耕平「え、じゃあ豚玉お好み焼き

 

 

りょうが「食った」

 

 

耕平「それなら明太お好み焼き

 

 

池田「食った」

 

 

耕平「ちょっと黙っててくれる!?別に俺が食べれればそれでいいんだけど!?」

 

 

りょうが「遅れてきた分際で俺が食べれればいいだと!?」

 

 

耕平「じゃあいいよお前らが頼めよ」

 

 

 

りょうが「明太お好み焼き1つ」

 

 

 

 

耕平「食ったんじゃねーのかよ」

 

 

 

 

りょうが「美味かったんだからいいだろ!」

 

 

友一「じゃあ俺もそれ1つお願いします!」

 

 

耕平「シェアできるんだから1つ頼めばいいだろうが。他の頼め」

 

 

友一「んーじゃあ海鮮お好み焼き!」

 

 

池田「だから食ったって」

 

 

友一「えーそれ困るよ!じゃあなんでもいいから池田選んで!」

 

 

 

 

池田「海鮮お好み焼き1つ」

 

 

 

 

耕平「だから食ったんじゃねーのかよって」

 

 

 

 

池田「美味かったんだからいいだろ」

 

 

耕平「くっそそうじゃねーよ何度手間かけるんだよ・・・」

 

 

 苦笑いをして大学生くらいの店員さんは去っていった。

 

表情から読み取るに、めんどくせえやつらだな、そう思っていただろう。

 

そしてそのめんどくせえやつらは店員に対し、申し訳ないという気持ちを微塵も見せず話に花を咲かせていた。

 

 

友一「りょうが最近彼女とどうなのよ!」

 

 

りょうが「あ?普通だ」

 

 

友一「つまんない返事・・・。池田は?彼女できた?」

 

 

池田「ん、まぁ仕事が恋人みたいなもんだしな」

 

 

りょうが「毎日一緒じゃんwラブラブだな」

 

 

友一「大変そうだね。耕平は・・・いいや」

 

 

耕平「俺はね、っていいのかよ」

 

 

 友一「俺だってバカじゃないさ。聞いてほしくないことは聞かないよ!」

 

 

耕平「うっせーよバカ」

 

一通り会話が盛り上がり、食事会は終了した。

相も変わらず、そろそろ変わってほしいところだが人はそう変われない。バカはバカのままだ。

 

 

 

 

 

会計を済ませ店を出る。

 

 

池田「なぁそういえばさ」

 

 

耕平「どうした」

 

 

池田「泰一は?」

 

 

りょうが「あ、ほんとだいない」

 

 

俺は友一と顔を合わせる。そして同時に言葉を出す。

 

 

耕平友一「迎え行くの忘れてた」

 

 

 

冒頭の友一の「お互い様」と言う言葉がよぎる。

 

 

お前の言うとおりだよ。何も言わない泰一もだけどな!!

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