僕らの現実非日常?

誰かこのロマンティックを止めてくれ

俺なりの幹事のやり方を話すつもりだった

俺は幹事を務めることが多い。幹事を務める際、俺は”みんなの意見をできるだけ取り入れる”ことを意識している。逆に言えば、少し妥協案を出し、それに対して了承を得る。

 

ここでまずは、カレンダーを見てみよう。

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みんな楽しみGWである。中には、仕事の人もいる。俺らも半々である。しかし、半分が休みの人たちなら、もう半分のメンバーで休みを合わせればいいだけである。普段よりは集まれる可能性が高い。それが俺たちのGWである。ここで幹事を務めるのは、もちろん俺である。何度も言うが、”みんなの意見をできるだけ取り入れる”ことを意識する。まずは日程だ。そもそも日程が合わなければ何も始まらない。

 

耕平「GW空いてる日言え」

 

泰一「3.4.5」

 

りょうが「3.4」

 

ジョン「4.5」

 

池田「まだわからない」

 

りょうが「現状、4が濃厚だな!」

 

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まだ全員の日程を聞いていないが、この段階で俺を含め4人の空いている日が被っている。ここで一旦、日程を決めてしまう。そして次に、何をするかを決める。それと同時に、まだわからないと言う、池田のために、予備日も設ける。

みんなの意見を取り入れる以前に、みんなを参加させることも大事な幹事の役割だ。

 

耕平「さて、とりあえず4日で決定しよう。それと池田のシフトが出るまで、できるだけ5日も空けといてくれ」

 

ジョン泰一「了解」

 

耕平「次に何をするか。俺は毎年恒例のBBQが良いと思うが、なんか意見があるやつはいるか?」

 

我ながら素晴らしい言い回しである。妥協案としてBBQを出しつつ、他に案を聞く。こうすることで、特に意見がない人はBBQに賛成し、スムーズに何をするかを決めることができる。

同時に、ここで”毎年恒例”というワードを出すことにより、自然にBBQへ誘導をしている。また、”BBQ”というワード。出かけるには少しめんどくさいのがGW。交通状況やらを加味する必要がない”BBQ”を出すことにより、同じ方向、(交通状況やらを加味する必要がない何か)に目を向けることができる。

 

 

 

泰一「温泉行きたい」

 

りょうが「山登りとか良くね!?」

 

ジョン「カラオケが良いな」

 

耕平「 」

 

大切なことを忘れていた。こいつらは、こいつらは普通ではないのだ。そして俺が仕切ることを認めていない。俺は認められていない幹事なのだ。”みんなの意見をできるだけ取り入れる”。こんな甘い考えでこいつらの幹事は務まらない。もっと強気に、根気よくいかなければならない。

 

耕平「BBQで良いだろ!出かけるとか混むからいやだわ!」

 

りょうが「ガキみたいに駄々こねてるんじゃねーよ」

 

泰一「しかし、山登って何が楽しいんだ」

 

途方もない意見が次々と出てくる。しかし、誰かがまとめなければならない。今回、それに適している池田はまだ参加不参加が未定だ。やはりここは俺が何とかしなければならない。やると決めたら最後までやる。これも重要だ。

 

耕平「とりあえず、何をするかは未定ってことにしておこう」

 

りょうが「そうだな。友一とかにも意見聞かないとだしな」

 

いや、お前どうせ友一の意見聞かないだろ。りょうがどころか友一の意見に耳を貸すやつなんて1人もいないはずだ。

 

こうして、一旦友一や翔平が現れるまで保留という意見でまとまった。この間に各々他の意見も考えるであろう。

 

俺は別にBBQがしたいわけではない。消去法でBBQを選んだだけである。時期的にもぴったりだし、何より渋滞に時間を使うのはもったいない。そうだな、混まなければなんでもいいということだ。

 

BBQという意見から”混まない何か”について考えていると、仕事の休憩か、友一が現れた。

 

友一「GWで空いてる日?ちょっとまって確認する!」

 

りょうが「今のところ4.5が濃厚だぜ」

 

 もしかしたら、友一からまともな意見が来るかもしれない。あるいは、俺に賛同するかもしれない。そもそも、休みが合わないかもしれない。友一の返信を待つ間、色々なことを考える。

 

そして、その友一からの返信が届く。

 

友一「空いてる日はね・・・7日!!」

 

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 予想の斜め上どころか、真上を行く返信に俺たちは何も返せなかった。